森進一「港町ブルース」に被災の漁師は感涙

[ 2011年7月5日 06:00 ]

被災者たちとガッツポーズする(左から)川野夏美、城之内早苗、川中美幸、森進一、服部浩子、谷龍介

 森進一(63)川中美幸(55)ら演歌歌手6人が、宮城県南三陸町の被災者らが避難する同県大崎市の鳴子ホテルで4日、支援ライブを行った。芸能事務所約100社が加盟する日本音楽事業者協会の被災地支援活動「演歌キャラバン隊」の第4弾。城之内早苗(43)服部浩子(40)らも参加した。

 約300人を前に、森は「港町ブルース」を歌い、♪宮古 釜石 気仙沼…の歌詞に、気仙沼市の漁師伊藤長英さん(70)は「涙出てきて止まんね」。川中は「二輪草」を南三陸町の海産物卸業三浦仁一さん(62)とデュエットした。最後は全員で「ふるさと」を合唱。森は「絆の大切さを実感しました。皆さんに喜んでいただき、歌手で良かったと本当に思いました」と話した。

 

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2011年7月5日のニュース