クレモンティーヌ「マル・モリ」など12曲カバー

[ 2011年6月27日 07:38 ]

4月には、被災者の慰問し、歌唱したクレモンティーヌ(右)

 仏女性歌手クレモンティーヌ(47)が、日本のバラエティー番組ゆかりの楽曲をボサノバ風にカバーした。アルバム「バラエンティーヌ」として8月3日に発売。

 「いい湯だな」「隣組」などをつないだ「ドリフ・メドレー」、「スーダラ節」など往年の名曲から、「羞恥心」、現在大ヒット中の「マル・マル・モリ・モリ」まで、元気が出る12曲を収録。曲に合わせて日本語と仏語を歌い分けている。

 昨年発売したアニソンカバー集「アニメンティーヌ」が2作品で計10万枚のヒット。続く新企画の検討中に東日本大震災が発生。「楽しい時間を取り戻せる曲」のリクエストをファンから募ると、バラエティーゆかりの曲が多く寄せられ、今作を急ピッチで制作した。

 「役に立ちたい」と4月に来日し、原発事故の影響でさいたま市に避難していた福島県浪江町の住民らを慰問した親日家。「リラックスして楽しい休憩のひとときを感じてほしいと思い歌いました」と話している。

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2011年6月27日のニュース