東山紀之“ギネス級”舞台あいさつ1日20回!

[ 2011年6月19日 06:00 ]

 少年隊の東山紀之(44)が主演した映画「小川の辺」(7月2日全国公開、監督篠原哲雄)が18日、山形県で先行公開され、東山は山形市内のシネコンで計20回の舞台あいさつを行った。山形県はロケ地。午前10時からの回を皮切りに、午後7時までシネコン内の全10スクリーンで2回ずつ登壇。同一人物による1日の舞台あいさつ数の最多記録を更新した。

 会場は山形市近郊の住宅街にある県内最大のシネコン「ムービーオン山形」。10スクリーン全てで「小川の辺」が上映され、舞台あいさつも前代未聞の1日20回となった。

 1回目は午前10時にスタート。共演者や吉村美栄子知事らと並んだ東山は「今はピチピチしているが、最後はシワシワになってるかも」と話して笑いを誘い、終始軽妙なトークで、観客からの質問にも応じた。

 登壇時間は1回につき15~20分。20回で計5時間を超えた。昼休み以外は休憩時間も取材対応に充てられるなど、休む間もない。それでも、20回目で「少年隊の初ライブは2時間公演が1日5回だった。それに比べたら、なんてことない。あと100回でも200回でもできます」と余裕の笑み。のべ約2800人の観客と触れ合い「とても幸せな時間を過ごせました」と感謝した。

 これまでの1日の舞台あいさつ数の最高記録は12回。昨年10月に映画「さらば愛しの大統領」で主演と監督を務めた世界のナベアツ(41)が樹立し、ギネス申請している。これを大幅に上回ったが、東山は「自分の中の達成感だけで十分」と数字へのこだわりはないことを強調した。

 映画の原作者、藤沢周平氏の故郷であり、ロケ地にもなった山形県の人々に感謝を伝えたいという思いから現地入り。共演の勝地涼(24)、松原智恵子(66)、藤竜也(69)と篠原監督も代わる代わる参加し、先行公開の初日を盛り上げた。

 ≪妊娠5カ月、性別は?≫東山は取材に対し、妻で女優の木村佳乃(35)の妊娠についても言及。「今、5カ月です。ちゃんと(安定)してから、きちんと皆さんにご報告したい」と話した。胎児の性別は「まだ分からない」としたが、取材陣の祝福に「ありがとうございます」と幸せそうな笑顔を浮かべていた。

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2011年6月19日のニュース