氣志團 ユアスタで“ベガルタ応援歌”歌う!

[ 2011年6月17日 06:00 ]

 ロックバンド「氣志團」が来月2日、ユアテックスタジアム仙台で行われるサッカーJ1の仙台―名古屋戦で、ハーフタイムにミニライブを開く。仙台サポーターが氣志團の曲を応援歌として使用してきたことがきっかけ。仙台市が東日本大震災で甚大な被害を受けてから、リーダーの綾小路翔(年齢非公表)は現地で生で歌うことを約束していた。

 ♪きっかけはおまえのゴール 杜の都から世界中を照らせよ…。仙台サポーターは、03年の曲「スウィンギン・ニッポン」を、替え歌「スウィンギン・センダイ」として07年頃から応援歌として使用。スタジアムでは選手を奮い立たせようと試合前のほか、勝利試合の後も歌ってきた。

 3月11日以降、綾小路は自分たちらしい形で何か日本に元気を与えたいと模索。やはり音楽で、と考えて「スウィンギン・ニッポン」の歌詞を一部変更した「スタンディング・ニッポン」を新たに作り、4月26日から無料配信。さらに「スウィンギン・センダイ」をカバーした。“逆カバー”となった「スタンディング・センダイ」も先月19日から無料配信を開始。その後、綾小路のツイッターに「スタジアムで歌って」との要望が集まり、綾小路も「いつの日か皆さんの前でパフォーマンスすることを約束します」と約束。双方の思いを知ったクラブ側が「ぜひ歌いに来て」と氣志團に正式にオファーした。

 綾小路は「スタンディング・センダイ、スタジアムで共に歌わせてください。既に胸が騒ぎ、心が震え、居ても立ってもいられません。皆さんの最高の笑顔に会えるのを楽しみにしています」と心を踊らせている。

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2011年6月17日のニュース