ジェロがミュージカル挑戦 英語曲も初披露

[ 2011年6月16日 06:00 ]

ブロードウェーミュージカル「ブルース・イン・ザ・ナイト」に出演するジェロ

 演歌歌手のジェロ(29)が舞台に初挑戦する。ブロードウェーミュージカル「ブルース・イン・ザ・ナイト」の日本版。プレーボーイの歌手役で出演。舞台では英語の曲をデビュー後初めて歌う予定で、30歳を迎える節目に活躍の場を広げている。

 「ブルース…」の舞台は1930年代の米シカゴにある場末のホテル。さまざまな理由で泊まり合わせた男女4人が、恋や別れ、人生をブルースやジャズに乗せて歌う。ジェロが演じるのはホテルのバーで歌っているシンガーで、甘く危険な男。これはと思った女を必ずものにできると思っている色男ながら、仕事で理想と現実とのギャップに苦しんでいる役だ。

 舞台で使われるのは“ブルースの女王”ベッシー・スミスやデューク・エリントンなど20~30年代の名曲ぞろい。ジェロは08年に演歌歌手としてデビューして以来、演歌・歌謡曲を歌ってきたため英語詞の曲を歌うのは今回が初めてになる。

 また、舞台上でトレードマークの帽子を脱ぐ可能性について、関係者は「あるかもしれない」と話している。

 9月に30歳を迎えるジェロは「今までとは違った新しい挑戦をしてみたいと思っていたのでとても光栄で楽しみ」と稽古入りが待ち遠しい様子。ミュージカルは大好きで、ブロードウェーにも何度か訪れており「一番好きな作品はコーラスライン」という。すでに80年代にブロードウェーで上演された「ブルース…」のビデオを参考に、役作りに励んでいる。

 9月30日に東京・天王洲の銀河劇場で開幕し、全国数カ所で上演予定。共演は森公美子(51)湖月わたる(39)AKB48の佐藤亜美菜(20)片山陽加(21)。年代さまざまな女性陣との絡みも注目だ。

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2011年6月16日のニュース