北島三郎 「北の漁場」の歌詞替えて被災者にエール

[ 2011年6月13日 19:07 ]

チャリティーコンサート会場で、勢ぞろいした北島三郎(左から3人目)ら「北島ファミリー」

 歌手の北島三郎が「北島ファミリー」とともに東京都内で、東日本大震災復興支援チャリティーコンサートを開いた。埼玉県加須市に避難している100人も招待。北島は「このつらさを乗り越えた先に、きっといいこと、楽しいことが待っていると信じてください。私も信じています」と被災者へエールを送った。

 数々の名曲の舞台となった三陸、みちのくを「演歌とは切っても切り離せない場所」と語る北島だが、震災後は歌詞の内容から、歌いにくくなった曲もあったという。

 「『北の漁場』の最後の歌詞を、『男の死に場所』から『男の仕事場』に替えて歌っている」と明かし、「ステージは暗くなったら良くない。明るさや元気をいっぱい送りたい」と力を込めた。

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2011年6月13日のニュース