ナベアツ 高座名決まる「“ら”を抜くとカツサンド」

[ 2011年5月24日 17:24 ]

高座名が決まった桂三度(左)と師匠の桂三枝

 3月に落語家への転身を発表したタレント、世界のナベアツ(41)と、師匠の桂三枝(67)が24日、大阪市中央区の吉本興業で記者会見し、高座名が桂三度に決まったと発表した。今後のタレント活動は桂三度の名前で行う。

 名付け親の三枝は「彼は漫才師として出発し、放送作家にもなり、落語家は“三度目の正直”。3度目のチャレンジを成功させてほしい」と名前に込めた意味を明かした。さらに「三度は(本名の)渡辺の『渡』という字をばらしたものでもあり、ナベアツの名を残した。三度三度の食事を食べられるようにとの思いもあるし『ら』を抜くとカツサンドになる」と語ると、ナベアツ改め三度は「師匠の優しさにウルッとしちゃいそうです。名前に泥を塗らないよう頑張ります」と意気込んだ。

 三度は24日夕、大阪市北区の天満天神繁昌亭で開かれた三枝一門の落語会に浴衣姿で出演し、落語家デビュー。大喜利に兄弟子たちと登場し“アホになる”持ち芸を交えて客席を沸かせた。

 三度は三枝の18番目の弟子。3月に入門し、放送作家やタレントの仕事を続けながら、落語の修業をしている。

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2011年5月24日のニュース