妻の樹木希林と穏やかCM共演も 奇行には事欠かない内田裕也

[ 2011年5月13日 10:38 ]

逮捕された内田裕也容疑者

 ロッカー・内田裕也(71)は、音楽・芸能活動歴も60年以上と、とても長いが、その間の“奇行”“事件”も数多い。

 ことに最近の風ぼうは、金髪のロン毛で「仮面ライダー」の“死神博士”か、仙人のような雰囲気を漂わせている。最近、結婚情報誌のテレビCMに、仲むつまじそうに穏やかな表情で出演していたから、穏やかな人になったのかな?という印象だったが、まだまだそうでもなかったようだ。

 もともと、過去の奇行には事欠かない人である。

 まず、女優・樹木希林(68)との結婚生活が約40年にもなるのに、ほとんど同居していない。夫婦間の連絡はFAXだそうだ。ちなみに樹木希林は内田を夫とはいわず、「ロックの人」と呼んだりしている。

 20年以上前に、外国タレント招へいなどの音楽事務所に包丁を持って乗り込んだ事件を引き起こしている。「日本人歌手を手掛けるべきだ」という訴えだった。

 ホテルに滞在した時には、「鏡に映った自分が笑っていたから」と腹を立て、鏡を素手で割って血だらけになったというエピソードもある。音を外したバンドマンを激しくしかることでも有名だ。

 毎年大みそ日の「ニューイヤー・ロックフェスティバル」のプロデューサーとしては有能で、沢田研二ら大物歌手がはせ参じることからも、ロック・ミュージシャンから敬意を表されていることは確かだ。

 ロック歌手活動、映画製作にも乗り出す精力的な71歳。今も“ロックの不良少年”のまま。「シェケナ・ベイビー!(Shake up baby)」「ロケンロール!」と一言いって、周囲を納めてしまうのは、得意の“内田マジック”なのかもしれない。

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2011年5月13日のニュース