太平洋 スポニチプラザで映画前講談

[ 2011年5月5日 06:00 ]

映画「北辰斜にさすところ」の上映前に予告講談を行う旭堂太平洋

 映画「北辰斜(ほくしんななめ)にさすところ」の上映会が4日、スポニチプラザ大阪で開催され、講談師の太平洋(37)が予告編といえる前講談を行った。

 三國連太郎、緒形直人らが出演し、旧制七高(現鹿児島大)と五高(現熊本大)の対抗野球100周年記念試合をキーワードにした07年公開の作品。同作のプロデューサーが知人で、今年3月には自らカナダ・バンクーバーに出向き、上映会を開くなどしてきた。

 つたない恋や戦争に翻ろうされる友情、祖父から孫にわたる強い絆を旧制高校のバンカラ生活を交えながら描くストーリー。

 上映後、参加者の口からは「生きることの大切さを痛感しました」という感想が漏れた。

 今後はスポニチと協力して義援金を募り、弟弟子・旭堂南陽(34)を東日本大震災の被災地に派遣し、「真心講談会」を実施予定。「映画と講談で、これからも被災地の方々に元気と勇気をお届けしたい」と語った。

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2011年5月5日のニュース