ガッキー、海荷が全国回り“チャリ”ティー

　タレントの吉川ひなの（３１）、女優の新垣結衣（２２）らが所属する芸能事務所「レプロエンタテインメント」がチャリティー活動を行う。「レプロ・ハピチャリ募金部」と銘打って、新垣や川島海荷（１７）ら所属タレントが自転車で全国各地を回り、募金を呼び掛ける。募金場所などは全国から募り、無償でタレントが訪問する試みだ。

　期間は６月上旬～１０月上旬を予定。１４日に特設サイトを立ち上げ、募金活動のため所属タレントが参加できる商店街のイベントや集会、花火大会などを募集する。

　対象は東北地方の６県をのぞく４１都道府県。北海道、関東、北陸・甲信越・東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄の７ブロックに分け、ブロック内でタレントが会場から会場へ自転車で移動、支援のリレーをする。ある会場で募金を呼び掛けたタレントが別の会場まで向かい、そこで、次のタレントにバトンタッチしていく案だ。

　事務所側は「自転車は移動している時にも支援を呼び掛けられるほか、人力でペダルをこいで進むというマンパワーで絆を結びたいと考えた」としている。

　新垣、川島のほか、中村蒼（２０）、ユージ（２３）、中野裕太（２５）、川島が所属する５人組ガールズユニット「９ｎｉｎｅ（ナイン）」も参加予定。被災地・茨城県出身の池内博之（３４）、同県出身でいばらき大使も務める羽田美智子（４２）も自転車で加わる予定。

　募金は日本赤十字社などを通じて全額寄付する。タレントがどこのブロックに行くのかなどは、活動イベントの募集後に各タレントのスケジュールなどを見ながら決めていく。池内は「被災地の方々に少しでもお役に立てればと思っています。みんなで力を合わせて頑張っていきましょう！」、羽田は「少しでも活動できる人間から動き始めることで、きっと誰かのためになると信じています」と話している。