「多くの人に見てもらいたい」工藤静香 自作を被災地に寄付へ

[ 2011年3月30日 18:00 ]

「鎮魂と慈悲 ブッダの素顔展」の記者会見に出席した(左から)片岡鶴太郎、工藤静香、八代亜紀

 絵画展「鎮魂と慈悲 ブッダの素顔展~手塚治虫と四大巨星~」(31日~4月17日、東京タワー フットタウン)の開催に合わせ、絵を描いたタレントの片岡鶴太郎、歌手の工藤静香らが30日、東京都内で記者会見。「みんなで支えていかないといけない」と東日本大震災の被災地への援助を呼び掛けた。

 ブッダの悟りについて触れた片岡は「自然界のすべての生命はつながっている。今回の震災や、被災された方々の思いもわがこととして、一緒になってつながって助け合っていかないといけない」と話した。

 チャリティーに力を入れている歌手の八代亜紀は「絵を描くと心優しく、穏やかになれます。被災地の子にも絵を描かせてあげたい。(今は)一丸となってみんなで助け合わないといけない時期」とエール。工藤は「一人でも多くの人に見てもらいたいです。心落ち着くものであればいい」と、自作を被災地に寄付する考えを明らかにした。

 絵画展は、手塚さんのマンガが原作の映画「手塚治虫のブッダ―赤い砂漠よ!美しく―」(5月28日全国公開)に先立ち開催。3人に加え俳優の石坂浩二の絵や、手塚さんの原画なども展示される。

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2011年3月30日のニュース