中川晃教 母校・東北高で“慰問ライブ”やる

[ 2011年3月29日 06:00 ]

アルプススタンドで、東北を応援する(左から)本田武史、五十嵐一彌校長、中川晃教

 シンガーソングライターの中川晃教(28)が28日、東日本大震災で大きな被害を受けた仙台市にある母校の東北高で、時期を見た段階で“慰問ライブ”を開きたい意向を示した。

 この日、同校が出場した選抜高校野球大会が開催中の阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)に駆け付け、OBでプロスケーターの本田武史(30)らとアルプス席で応援。粘りを発揮した選手の姿を見て、中川は「大変な時なのによく踏ん張った。これが次につながっていくんだ」と後輩を称えた。

 在学中は生徒会に所属し、甲子園球場にも2回応援に来たが、「今回の甲子園の空気は特別です」。今後の活動について「まだ被災地は心が静まっていません。具体的にはまだですが、落ち着いたタイミングで母校の慰問も考えたい。勇気を与えていける活動をしたいと強く思っています」と語った。

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2011年3月29日のニュース