自殺の人気女優の「性上納」 当局にも疑惑 存在知りながら捜査せず?

[ 2011年3月8日 06:45 ]

09年3月に自殺した韓国の女性タレント、チャン・ジャヨンさん

 09年3月に自殺した韓国の人気女優チャン・ジャヨンさん(享年29)が生前に残していた自筆の手紙が見つかった。

 自殺当初、韓国捜査当局は原因をうつ病と結論付けていた。しかし、地元メディアが手紙の存在を指摘すると、「性上納(性的な接待)」の習慣に批判が浴びせられ、世間に押されるように当局が捜査を再開した。

 09年6月には所属事務所の前代表を逮捕。前代表は脅迫、暴行などの容疑は認めたものの、性接待の強要は否認。当局も「捜査は困難」として、新たな展開はみられなかった。

 SBSは「当局が手紙の存在を知りながら捜査しなかった」との疑惑を指摘。手紙は筆跡鑑定の結果、「本人のもので間違いない」という。韓国芸能界の暗部が再びクローズアップされ、同国内に衝撃が走っている。

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2011年3月8日のニュース