さらに過激に!鈴木京香「セカンドバージン」映画化

[ 2011年2月28日 06:00 ]

 女優の鈴木京香(42)主演で、昨年10~12月に放送されたNHKの連続ドラマ「セカンドバージン」が映画化されることになった。ドラマはNHKとしては大胆なベッドシーンが話題になったが、“自主規制”が緩和される映画ではさらに過激な演出も期待できそうだ。6月にクランクインし、9月の公開を目指す。

 「セカンドバージン」は、バツイチで45歳の出版プロデューサーと、28歳の既婚男性の危ない恋を描いた物語。この2人に男性の妻が絡み、ドロドロの愛憎劇が繰り広げられた。

 NHKとしては異例の不倫をテーマにした作品ということ以上に話題を集めたのが、京香のベッドシーン。実年齢では9歳下となる長谷川博己(33)を相手に、官能的で色香たっぷりの演技を披露し、男性だけでなく女性視聴者をもくぎ付けにした。

 映画もドラマ同様、大石静さんが脚本を担当。ドラマの最終回で長谷川演じる男性は亡くなっており、主人公の別の恋を描くストーリーになりそう。関係者は「ドラマ以上に、大胆に大人の恋愛模様を描きたい」と話しており、04年の映画「血と骨」で男から暴行を受ける濡れ場を披露した京香の体当たり演技も注目される。

 映画に合わせて、NHKでは特別ドラマを制作することも検討している。

 連続ドラマは、5~6話完結作ばかりだった「ドラマ10」(火曜午後10・00)枠で初めての長編(10話)として放送された。初回こそ視聴率5・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と同枠最低だったが、回を追うごとに上昇。最終回は11・5%(同)の同枠最高を記録した。

 当時、無名だった長谷川も、脚本家の大石静さんの推薦で抜てきされ、一気に知名度が上昇。4月からはテレビ東京の連続ドラマ「鈴木先生」(月曜後10・00)で初主演することが決まっている。離婚を望む夫を決して離そうとしない妻役の深田恭子(28)も、陰湿な悪女役で新境地を開いた。

続きを表示

2011年2月28日のニュース