「KARA」3日に来日 ドラマ撮影で1週間滞在

[ 2011年2月1日 06:00 ]

 分裂騒動の渦中にある韓国グループ「KARA」が3日に来日し、活動を再開する。韓国の中央日報(電子版)が31日、「旧正月の元日(3日)の朝に日本に行き、テレビ東京のドラマ“URAKARA”の撮影を始める」と報じた。

 先月19日にスンヨン(22)、ニコル(19)、ジヨン(17)の3人が所属事務所のDSPメディアに専属契約の解除を申し出てから、5人全員そろうのは初めて。関係者は「ドラマに穴があく危機で、旧正月の連休を返上して、まずはたまっている撮影をすることにしたようだ。1週間ほど日本に滞在し、撮影をこなして帰ってくるだろう」と指摘。また「(韓国)国内でも予定されている広告撮影をするだろう」とみている。

 「URAKARA」(金曜深夜0・12)は、本来なら4日深夜放送予定だった第4話の撮影が終わっていない。テレビ東京は、4日はダイジェスト版放送で乗り切ると発表していた。騒動が長引けば番組打ち切りも想定されたが、最悪の事態は避けられるもようだ。

 活動再開をめぐっては1月27日、契約解除を求めた3人の両親とDSPが約8時間にわたって交渉。双方とも「KARAは5人体制を維持しなければならない」「約束されたスケジュールは消化する」との大原則には合意した。ただ、「専属契約期間短縮」「3人側のマネジメント分離」などの懸案をめぐり、依然交渉中だという。

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2011年2月1日のニュース