“ゲゲゲの女房”がふるさとに見舞金「市民の誇りです」

[ 2011年1月21日 17:35 ]

ふるさとの島根県安来市に雪害見舞金を贈った武良布枝さん(水木プロダクション提供)

 昨年のNHK連続ドラマ「ゲゲゲの女房」のモデルで、島根県安来市出身の武良布枝さん(79)が21日、年末年始の大雪で被害を受けた同市に「懐かしいふるさとの雪害に心を痛めております」とのメッセージを添え見舞金50万円を贈った。

 布枝さんは「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家水木しげるさん(88)=鳥取県境港市出身=の妻。ドラマが始まると安来市の実家は観光客でにぎわい、これまで約10万人が訪れた。

 この日は兄の飯塚藤兵衛さん(82)が安来市役所を訪れ、近藤宏樹市長に見舞金の目録を手渡した。近藤市長は「布枝さんは市民の誇りです」。飯塚さんは「何度も電話をしてきて安来の被害を気にしていた」と話した。

 市によると、今回の大雪で農業ハウスがつぶれ、これまで特産のイチゴを中心に約5億7000万円の被害が出ている。

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2011年1月21日のニュース