鬼束ちひろが暴行受け全治１カ月、男性に逮捕状

全治１カ月のケガを負っていたことがわかった歌手の鬼束ちひろ

　歌手鬼束ちひろ（２９）が知人男性から暴行を受け、全治１カ月のケガを負っていたことが１３日、分かった。

　警視庁渋谷署によると鬼束は先月１８日の午前６時ごろ、東京都渋谷区の自宅マンション室内で暴行された。同日午前８時２０分ごろ、マンションの管理人を通じ１１０番通報。顔などを負傷したという。渋谷署は何らかのトラブルがあったとみて逃亡中の知人男性の逮捕状を取り、傷害容疑で行方を追っている。
　鬼束の事務所はこの日「負傷はほぼ治癒しており、元気に音楽活動に励んでいる」とのコメントを出した。
　鬼束をめぐっては０５年にも川崎市の無職男＝当時（３８）＝が数回にわたり花束を持って一方的にマンションを訪れたり、３０分近くインターホンを繰り返し押したとして建造物侵入の疑いで渋谷署に逮捕されている。
　また自身も０２年以降、体調不良などによる活動休止やライブ中止を繰り返し、０７年には雑誌で大量服薬による自殺未遂の経験を明かしている。