感動した藤井フミヤ「最後の最後まで涙が止まらないように作った」

[ 2010年9月3日 15:07 ]

映画「おにいちゃんのハナビ」のプレミア上映会に出席した藤井フミヤ(左端)、高良健吾(中央)ら

 歌手藤井フミヤが、高良健吾、谷村美月主演の映画「おにいちゃんのハナビ」(9月11日新潟先行公開、25日全国公開)のために新曲「今、君に言っておこう」(22日発売)を提供。3年ぶりに作詞作曲を手掛けた。

 映画は新潟県小千谷市片貝町が舞台。白血病と闘う妹のために、引きこもりだった兄が自作の花火を打ち上げる感動作。
 藤井は「脚本を読んだ段階で目が潤んで。片貝に3回行ってロケ地を巡りました。心が浄化される映画です」と語る。
 福岡県久留米市出身の藤井は「久留米に高良山があって、久留米の人間はみんな高良を『こうら』と読める。小中高と校歌の始まりが全部『高良』だったんですよ」と笑い、熊本出身の高良とすぐに意気投合。飲みに行ったという。
 「(曲が)エンディングに流れて、最後の最後まで涙が止まらないように作りました」と藤井。プロモーションビデオにも高良が出演し、映画の1年後を描いている。

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2010年9月3日のニュース