阪神大震災…最大の危機乗り越えた新聞社ドラマ

[ 2010年1月11日 17:29 ]

 阪神大震災で大きな被害を受けながら、新聞を発行し続けた神戸新聞社の実話に基づくドラマ「神戸新聞の7日間~命と向き合った被災記者たちの闘い~」が完成し、試写会が11日、東京・台場のフジテレビで開かれた。

 試写会の冒頭で、神戸新聞社の皆川広一東京支社長が、震災当日に京都新聞社の協力で発行した夕刊の復刻版を、写真部記者役で主演した人気グループ「嵐」の桜井翔に手渡した。桜井のほか、共演の吹石一恵、高嶋政宏、内藤剛志があいさつした。
 皆川支社長は「震災から15年の節目に、フジテレビがドラマ化してくれてありがたい。被災した新聞社、被災者の1人として、震災の記憶を風化させてはいけないと思う」と話した。
 ドラマは、休刊の危機を社員一丸となって乗り越え、読者に新聞を届けようと奮闘した様子を、インタビューや当時の映像を交えて描く。16日午後9時、フジ系で放送。

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2010年1月11日のニュース