藤田まことがドラマ降板…代役は中村敦夫

[ 2009年11月16日 06:00 ]

 俳優の藤田まこと(76)が「慢性閉塞(へいそく)性肺疾患」のため、出演予定だったTBSドラマ「JIN-仁-」(日曜後9・00)を降板することになった。15日、同局が発表した。

 ドラマは大沢たかお(41)主演で、現代から幕末にタイムスリップした脳外科医が医療設備がない中で人々を救おうとする物語。現在6話まで放送。藤田は実在した江戸の火消し新門辰五郎役で、全11話の後半に登場予定だった。代役は中村敦夫(69)が務める。
 藤田は9月3日に行われた番組のポスター撮影には参加。今月末の撮影入りを前に自身で受けた定期検診で「慢性閉塞性肺疾患」と診断された。肺に炎症ができ呼吸が困難になり、重症化すると命にもかかわる病気。藤田は「作品の魅力に加え、スタッフ・出演者との出会いを楽しみに致しておりましたが、断腸の思いであります」と文書でコメントした。
 藤田は昨年4月に食道がんが見つかり、同6月の舞台を降板。同10月下旬にテレビ朝日の時代劇「必殺仕事人2009」で仕事復帰していた。

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2009年11月16日のニュース