芸能人同士が…哀川翔とaikoが接触事故

[ 2009年10月10日 06:00 ]

哀川翔とaikoの車が接触事故を起こした現場。aikoの車がぶつかったのか、ガードレールがゆがみ、赤いテールランプの破片のような物やブレーキ跡が…

 東京都目黒区碑文谷の目黒通りで8日夜、俳優哀川翔(48)の乗用車と、歌手aiko(33)の乗用車が接触事故を起こしていたことが9日、分かった。ケガはなかった。2人は面識がなく、別々の用事で走行中だった。捜査関係者も「芸能人同士の事故は聞いたことがない」と驚いている。

 事故が起きたのは8日午後8時40分ごろ。碑文谷署によると、現場は片側3車線で、哀川の車が真ん中の車線から左に車線変更しようとした際、左車線を走って来たaikoの車の右前部と接触した。同署は、哀川の左後方の確認が不十分だったとみている。
 哀川の事務所によると、哀川の車に乗っていたのは、哀川と妻、子供3人の計5人。家族で外食し自宅に帰る途中だった。aikoは女性マネジャーと一緒だったようだ。哀川の事務所関係者は「車を降りたら、接触した相手がaikoさんだったので、(哀川は)驚いたようでした。“おケガはないですか?”と尋ねると、“大丈夫です”とのことだったので、ホッとしたようです」と話した。
 事故現場が碑文谷署の目の前だったため、2人は110番通報することはなく、一緒に同署へ赴いた。目撃者によると、「事故を起こしました。すみません」と同署へ入り、お互いに芸能人同士ということに驚いている様子だったという。
 事故現場はガードレールが2カ所大きくゆがんでおり、aikoの車が接触した可能性がある。ガードレールの近くにはブレーキ跡とテールランプの赤い破片のような物が落ちていた。
 05年の国土交通省の調査では、目黒通りの事故現場近くの1日あたりの平均交通量は4万8787台。ぶつかった2台が有名芸能人だったのは驚くような偶然。碑文谷署では「このあたりは芸能人が多く住んでいるが、芸能人同士の事故は聞いたことがない」「芸能人同士の事故はきわめてまれ。珍しい」との声が漏れた。
 哀川は7月中旬に米国でのラリー大会を完走。昨年は世界ラリー選手権(WRC)のラリージャパンにも出場した。

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2009年10月10日のニュース