もうギリギリ 酒井容疑者の“リミット”近づき捜査員に焦り

[ 2009年8月8日 06:00 ]

 酒井法子容疑者が行方不明になってから5日目に入り、捜査員は焦そう感を募らせている。

 薬物使用は通常、尿検査で調べる。覚せい剤使用後、尿内で確認できる期間について、薬物事件に詳しい小森栄弁護士は「個人差はあるが48時間すなわち2日間で、摂取した覚せい剤の約80~90%は排せつされてしまう」と説明。1回の使用の場合、4日でほとんどが排せつされ、1週間から10日が経過すれば尿検査で陽性反応が出る可能性はほぼないという。
 毛髪には2週間以上残るとされる。しかし、毛髪をまとめて採取するのには身体検査令状が必要で、それには尿検査で陽性反応が出なければ令状は請求しづらい。酒井容疑者の安否も含め、捜査員が焦る理由はここにもある。
 また、小森氏によると、自宅から押収された覚せい剤0・03グラムは、だいたい1回分の使用量だという。

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2009年8月8日のニュース