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“秘密の趣味”般若心経を笑い交え解説

笑い飯哲夫が訳した「えてこでもわかる笑い飯哲夫訳般若心経」
笑い飯哲夫が訳した「えてこでもわかる笑い飯哲夫訳般若心経」
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 すこぶる評判がいい。笑い飯哲夫(34)の著書「えてこでもわかる笑い飯哲夫訳般若心経」(ヨシモトブックス、1238円+税)。桂三枝(66)にプレゼントするとブログや新聞のコラムで称賛された上、お返しにアルマーニのネクタイをもらった。吉本新喜劇の小籔千豊(36)や評論家の宮崎哲弥(46)からも絶賛され、宮崎のラジオ番組に呼ばれて仏教対談もしたという。

 「ボクの本は1300円ですけど、三枝師匠にいただいたネクタイは5万円くらい」と苦笑いした。

 漢字ばかりで取っ付きにくい般若心経を、笑いを交えながら分かりやすく解説。今までなんとなく聞いていた文にこんな意味があったのかと思い知らされる。

 そもそも哲夫が般若心経に関心を持ったのはなぜなのか。それは関西学院大学文学部哲学科時代にさかのぼる。もともと哲学に興味はあったが、授業で習う西洋哲学には違和感を覚えた。

 「ソクラテスとかプラトンがメーンだったけど自慢げに聞こえて。無知の知を知ってるのはオレだけやみたいな」

 そこで幼いころから先祖の命日のたびに聞いていた般若心経を独学で勉強し始めた。意味を理解することはもちろん、やがて写経もできるようになった。

 ただ、「バレたらはずい」ため、芸人になってからも決して口外しなかった。ところがテレビ番組の“抜き打ち荷物検査”で手帳を見られ、秘密の趣味が発覚した。

 「連日コンパとかやったらオモロイなということで見られたけど、般若心経のページが出てきて“気持ち悪”となった。そこから相方とかいろんな人にいじられるようになって…」

 文章を書くのが好きだったこともあり、出版依頼には「5秒だけ考えて」快諾。手書きと携帯電話のメールで3カ月かけて完成した。しかも「ボクやったらかしこまりすぎてるし、オレやったらイキリすぎてるから」と一人称を全く使わずに書き上げたのだから筆力は折り紙付きだ。

 「ホテルの部屋に置いてる聖書と同じようにボクの本も置いてもらいたい」。哲夫は処女作を見つめてそう言った。

[ 2009年09月09日 05:29]

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