――アーカイブ=保存記録

 記憶に残る場面がある。忘れられない感動がある――。スポーツニッポンでは1949年の創刊以来、数多くのドラマが紙面を飾ってきました。そんな"財産"を元に、当事者たちへの再取材を通じて、あらためてその裏側を探ってみようという試みを原点に、スポニチは新しくタブロイド判の月刊紙を2011年5月に創刊しました。「アーカイブ=保存記録」という意味を込めたスポニチアーカイブスの誕生です。

 ――表紙に直筆見出し

荒川静香がトリノ五輪で金メダル
 まず注目していただきたいのは表紙です。その号のテーマを伝えるメーンの見出しは、そのドラマの主人公の直筆。たとえば2013年1月号は、新日鉄釜石と同志社大が激突した1985年1月15日のラグビー日本選手権から、松尾雄治氏による「託す」でした。当事者たちへの取材を通じて再現する「あの日あの時」には、今だからこそ話せる真実があります。さらにスポニチ秘蔵写真で作るグラフからは、ドラマの背景などを立体的にうかがうことができます。

 ――「我が道」総集編

 もちろんスポニチアーカイブスの売り物は、それだけじゃありません。1カ月ごとにスポーツ選手、歌手、俳優、政治家と多彩な人物を取り上げる、本紙での人気連載「我が道」を、丸ごと掲載する「我が道総集編」では、人間ドラマを一気に展開することによって、連載とは違う読み応えを生み出しています。また「芸能覆面記者座談会」では、芸能担当の記者やデスクが芸能界のウラ話に迫ります。豪華賞品が当たるプレゼント、ひと目で、その月のスケジュールが分かるスポーツカレンダーも忘れちゃいけません。

 ――バース、掛布、岡田の3連発も1面に

バース、掛布、岡田の3連発
 2011年5月1日の創刊号は、東日本大震災の被災者の方々の復興を祈る特別紙面でした。「がんばろう!日本」魂をこめた大見出しはプロ野球ソフトバンク・ホークスの王貞治会長の直筆。紙面では阪神大震災の1995年、イチローを先頭に仰木オリックスが神戸市民と手をたずさえて成し遂げた奇跡の優勝や、被災地神戸を勇気づけた寅さん最終作ロケの秘話を紹介しました。2013年も、トリノオリンピックで荒川静香が成し遂げたフィギュア史上初の五輪金メダル、1985年4月17日の阪神タイガース、バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発、サッカー日本代表が1996年にブラジルを撃破し、五輪史上最大の番狂わせと言われた「マイアミの軌跡」などを取り上げてきました。

――次の「感動」は?

 スポニチが出会ってきたドラマの数だけ、取材対象は存在します。しかし、事実を再現することによって人間を描くという姿勢に変わりはありません。次はどんな感動を甦らせようか…。制作チームの奮闘は続きます。

 ◆スポニチアーカイブス 北海道から静岡までの東日本地区で約36万部、関西地区で約3万部、九州地区で約3万部の計42万部を発行。定価200円で毎月1日発行。毎日新聞販売店で取り扱っており、お問い合わせは<東日本地区>0120(46)1210<関西地区>0120(14)1356<九州地区>093(511)8722まで。

クイックアクセス

スマホ版スポニチアネックス

このサイトについて

個人情報について

ご意見

新聞購読申し込み

バックナンバー申し込み

掲載写真お分けします