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「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に富士重「インプレッサ」選出 

[ 2016年12月9日 16:16 ]

「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した富士重工業のインプレッサ
Photo By 共同

 自動車雑誌の編集者らで構成する日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は9日、最も優れた車に贈る賞「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に富士重工業の主力車「インプレッサ」を選んだ。富士重の受賞は2003年の「レガシィ」以来、2回目。

 10月に発売されたインプレッサは、自動ブレーキなどの運転支援システム「アイサイト」と歩行者を保護するエアバッグを標準装備し、安全性を向上させたほか、走行性も高めた。「独創的なコンセプトと卓越した性能」(実行委員会)が評価された。

 次いで評価が高かったのはトヨタ自動車の「プリウス」だった。実行委員会特別賞にはホンダの高級スポーツカー「NSX」が選ばれた。輸入車に贈られる「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」はドイツのアウディの「A4」シリーズだった。

 環境や安全面などで革新的な技術を持つ車に贈られるイノベーション部門賞は自動運転技術を採用した日産自動車の新型ミニバン「セレナ」が選ばれ、軽自動車が対象のスモールモビリティ部門賞は、ダイハツ工業の軽自動車「ムーヴ キャンバス」が受賞した。

 選考対象は15年11月1日から16年10月31日までに日本国内で発表または発売された車。

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