「タント」安全技術を強化　ダイハツ、一部改良モデル発売

安全技術を強化したダイハツ工業の軽乗用車「タント」の一部改良モデル
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　ダイハツ工業は３０日、軽乗用車「タント」の一部改良モデルを発売した。カメラで歩行者を検知し、衝突回避や被害軽減につなげる新開発の安全技術を搭載し、安全性を向上させた。

　ダイハツの従来の安全技術には、車両との衝突回避などの機能はあったが、歩行者に対しては衝突の危険を知らせる警報が鳴るだけだった。改良モデルには、世界最小クラスのステレオカメラを採用、車両や歩行者に対する検知機能を高めた。

　タントの希望小売価格は１２２万４００円から。一部のグレードを除き、新しい安全技術を標準装備した。