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今年の車にボルボのSUV 輸入車で2度目の受賞

[ 2017年12月11日 22:40 ]

日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したボルボ・カーのSUV「XC60」
Photo By 共同

 自動車雑誌の編集者らで構成する実行委員会は11日、この1年間の最も優れた車に贈る賞「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に、スウェーデンのボルボ・カーのスポーツタイプ多目的車(SUV)「XC60」を選んだ。ボルボ車の選出は初めてで、輸入車の受賞は2013年のドイツのフォルクスワーゲン「ゴルフ」以来4年ぶり2度目。

 XC60は洗練されたデザインや安全装備の充実が支持を集めた。ディーゼルエンジン車やプラグインハイブリッド車をそろえ、幅広い選択肢を用意したことも評価された。2位はドイツのBMWの「5シリーズ」、3位はトヨタ自動車のセダン「カムリ」が続いた。

 選考対象は昨年11月から今年10月までに日本国内で発表または発売された乗用車。日産自動車とSUBARU(スバル)は、無資格検査問題を受け選考を辞退した。

 自動車業界への功労者らに贈られる実行委員会特別賞には米国伝統の自動車レース、インディアナポリス500マイル(インディ500)で日本人初優勝を果たした佐藤琢磨選手などを選出した。佐藤選手は東京都江東区で開かれた表彰式で「自動車を盛り上げられるよう今後も頑張っていきたい」と話した。

 軽自動車が対象のスモールモビリティ部門賞は、ホンダの「N―BOX」が受賞した。

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