ダイハツ、東京モーターショーで商用ＥＶなど公開へ　

ダイハツ工業が展示する商用ＥＶ「ＤＮ　プロカーゴ」
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　ダイハツ工業は６日、今月下旬に始まる東京モーターショーの出展概要を発表した。多様化する働き方や少子高齢化に合わせ、商用に使う軽の電気自動車（ＥＶ）や、高齢者向けの４ドアクーペなど５台のコンセプトカーを展示する。

　商用ＥＶの「ＤＮ　プロカーゴ」は車内の広さを生かし、介護や宅配サービス用に使える。女性や高齢者が利用しやすいよう床が低い設計で、車いすでも乗り降りできる。かつてヒットした「ミゼット」の使い勝手の良さをイメージした。

　クーペの名称は「ＤＮ　コンパーノ」で、車内は大人２人でもゆったりと感じられる広さにした。退職後などの時間を楽しむために乗ってもらう想定という。このほか、小型のスポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）やミニバンなどのコンセプトカーに加え、１０台の市販車を紹介する。