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マツダ、30年代前半にも全車を電動化へ 環境を重視

[ 2017年9月15日 13:01 ]

 マツダが2030年代前半にも、全車をハイブリッド車(HV)などの電動化モデルにする方針を固めたことが15日、分かった。マツダはエンジンの低燃費技術などに強みを持つが、全ての車にモーターを搭載することで環境性能を高め、欧州を中心に広がる規制強化の流れに対応する。

 マツダが品ぞろえを強化していくのはHVのほか、プラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)など。全ての車にモーターが搭載されることになり、ガソリンやディーゼルといったエンジンだけで動く車はゼロになる見通しだ。

 8月に資本提携を発表したトヨタ自動車とはEVを共同開発する。

 海外の自動車メーカーでは、スウェーデンのボルボ・カーは19年以降に発売する全車種を電動化すると発表。ドイツのフォルクスワーゲンは25年までにEVやPHVなど80車種の新型車両を投入する方針を表明している。

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