三菱自が新型ＭＰＶ公開　東南アジア向け、１０月発売

インドネシアの国際モーターショーで、三菱自動車が初公開した新型多目的車（ＭＰＶ）「エクスパンダー」
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　三菱自動車は１０日、インドネシアのジャカルタ近郊で同日開幕した国際モーターショーに合わせ、東南アジア市場向けの新型多目的車（ＭＰＶ）「エクスパンダー」を初公開した。インドネシアの新工場で年間８万台を生産する計画で、同国で１０月から販売する。日本での販売予定はない。

　７人乗りで、希望小売価格は１億８９０５万ルピア（約１５６万円）から。さまざまな路面状況に対応した乗り心地の良さや静かで快適な車内空間を確保したとしている。

　同社の益子修最高経営責任者（ＣＥＯ）は記者会見で「新技術も取り入れた高級志向の車で、市場に受け入れられると思っている。ほかの東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）諸国にも輸出していく」と話した。

　来年２月からフィリピンに輸出。タイやマレーシア、ベトナムなどでも順次販売する。