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自動運転車で追突事故 販売店員ブレーキ誤認識

 自動運転機能を搭載した日産の試乗車を運転した客が、販売店員の指示でブレーキをかけずに走行して追突する事故があり、警察庁などは14日、販売店員の誤った認識が原因だったとして、自動車業界の各団体に対し、自動運転機能の限界と注意点を正しく理解した上でユーザーに説明するよう要請した。

 事故は昨年11月、千葉県八千代市で発生。日産のミニバン「セレナ」に試乗した男性(38)に対し、販売店員(28)が「本来はここでブレーキですが踏むのを我慢してください」と指示、そのまま停車中の車に追突して2人が軽傷を負った。

 警察庁などによると、現場は当時、薄暮の小雨でワイパーが作動していた。停車中の車のカラーも黒で自動制御センサーが認識しにくい状況だったことから「衝突被害軽減ブレーキ」が作動しなかったという。

 日産を含めて実用化されている自動運転機能は現在、運転者が安全に責任を負うことを前提に、運転を支援する技術。警察庁の担当者は「販売店員はあらゆる環境で作動するとの誤った認識で技術を過信した」と指摘している。

 千葉県警は14日、業務上過失傷害容疑などで販売店員や店長(46)ら3人を書類送検。警察庁は同日、自動車販売店などへの注意喚起を徹底するよう全国の警察に通達を出した。

 警察庁によると、2015年12月以降、自動運転機能への過信が原因とみられる人身事故は今回を含め4件発生、7人が軽いけがをした。

 日産広報部は「販売店スタッフに改めてレクチャーするなどして、運転支援機能を正しく理解するよう徹底したい」と、コメントした。

[ 2017年4月14日 19:00 ]

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