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1月の国内生産、3カ月連続増 主要8社、販売好調

[ 2017年2月27日 17:09 ]

 トヨタ自動車やホンダ、日産自動車など主要8社が27日に発表した1月の国内生産台数は、全体で前年同月比4・2%増の72万5044台となり、3カ月連続でプラスだった。新型モデルの販売が好調だったほか、一部メーカーで北米などへの輸出が伸びた。

 8社のうち4社が増加した。新型の小型車「ノート」や、ミニバン「セレナ」の販売が好調だった日産は48・1%の大幅増となった。ホンダも全面改良した「フリード」や軽自動車「N―BOX」の売れ行きが良く1・7%増だった。マツダ、三菱自動車など4社は減少した。

 海外生産は全体で4・9%増の156万9653台。増加したのは6社だった。トルコで新型スポーツタイプ多目的車(SUV)の「C―HR」の生産を始めたトヨタは4・8%増えた。富士重工業も米国で始めた新型「インプレッサ」の生産が寄与し66・1%増だった。ダイハツ工業も好調だった。

 インドやタイでの生産が増加したスズキは14・6%増で、単月として過去最高を更新した。

 輸出は8社で5・7%減の29万9263台だった。日産は北米向けSUV「ローグ」がけん引し、53・4%増だった。

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