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トヨタ、新型プリウスPHVを発売 電気走行68・2キロ

[ 2017年2月17日 18:05 ]

トヨタ自動車が発売した「プリウスPHV」
Photo By 共同

 トヨタ自動車は15日、全面改良した新型のプラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」を発売した。ガソリンを使わない電気自動車(EV)モードで走れる距離を、現行の2倍超の68・2キロに伸ばすなど環境性能を大幅に高めた。

 新型車は電気を使ったモーターのみでの最高速度も時速100キロから135キロに引き上げた。家庭で充電でき、急速充電器を利用すると、約20分間で8割程度まで充電できる。一部のモデルはオプションで屋根に太陽光パネルも搭載できる。ハイブリッド車(HV)として走行した場合の燃費は、ガソリン1リットル当たり37・2キロという。

 この日、東京都内で開かれた発表会には新型車のCMに出演する女優の石原さとみさんが登場。「格好も良いし美しい。進化した車に驚いた」と話した。トヨタの内山田竹志会長は「HVに次ぐエコカーの本命はPHVだ」と強調した。

 希望小売価格は326万1600円から。月間販売目標は2500台。

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