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三菱自が60万台リコール 軽4車種でプログラムミス

[ 2017年1月27日 17:08 ]

 三菱自動車は27日、軽自動車「eKワゴン」など4車種、計60万7429台(2013年4月〜16年4月生産)のリコールを国土交通省に届けた。プログラムの設定ミスのためエンジンがかからなくなったり、エンジンの警告灯がつかなくなったりする恐れがある。

 国交省によると、うち約56万台はエンジン始動直後にシフト操作すると、ギア同士がぶつかって破損して「ガッガッ」と異常音がしたり、エンジンがかからなかったりすることがある。

 約49万台は排ガス浄化装置の作動状況がチェックできなくなり、劣化しても警告灯がつかず、環境基準を超えた排ガスが出る恐れがある。約44万台は、両方の不具合が起きる可能性がある。

 また、同じ4車種の計52万3570台で、別のプログラムの設定ミスのため発進時のギアのつながりが悪く、一時的に空吹かしのような状態になる恐れがあり、無償でプログラムを書き換える改善対策を国交省に届けた。大半は今回のリコール対象と重複している。

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