トロロッソ・ホンダ4位入賞!F1復帰以来最高位「最高の一日」 フェテルが開幕2連勝

[ 2018年4月9日 08:29 ]

昨季王者のハミルトン(右)を抑えて走行するトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー
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 自動車のF1シリーズ第2戦バーレーンGPは8日(日本時間9日未明)、決勝が行われ、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー(フランス)が4位入賞を果たした。優勝はフェラーリのセバスチャン・フェテル(ドイツ)で開幕2連勝。2位はバルテリ・ボッタス(フィンランド)、3位はルイス・ハミルトン(英国)でメルセデス勢が占めた。

 5番グリットからスタートしたガスリーは、レッドブル勢のリタイア、3位を走行していたフェラーリのキミ・ライコネン(フィンランド)がタイヤ交換ミスなどもあったが、後方ハース、ルノー、マクラーレンを寄せつけずに、4位を獲得した。

 ガスリーは「信じられない気分です。最高の一日になりました!マシンは初日から素晴らしい感触で、今日は全開でプッシュできました。最高のスタートが切れて、ターン1ではリカルド選手(レッドブル)の前に出られました。レースペースはすごくよかった。チームが僕に4位のチャンスがあると伝えてくれて、最後まで全力を尽くしました」と喜んだ。

 ホンダの田辺テクニカルディレクターは「週末を通して非常に素晴らしいパフォーマンスを見せていました。Hondaとして2015年のF1復帰以来最高の4位という結果をもたらしてくれたことに感謝しています」とガスリーを称えた。「開幕戦でのPUのトラブルの後、HRDさくらとミルトンキーンズにいるメンバー全員が、本当に懸命に作業を続けてくれました。その努力が今日の結果に結びついたと思っています」とチームにも感謝した。

 トスト・チーム代表も「Hondaの研究開発部門の皆さんにお礼を伝えたいです。彼らがオフシーズンに素晴らしい仕事をやり遂げ、パフォーマンスだけでなく信頼性も向上させてくれた結果、我々は上位で争うことができています。そして、ビスターの空力チームにも感謝しています。すべてのアップグレードが有効に機能し、本当にいい仕事をしてくれました。Hondaとチームのみんなによる、最高の仕事を称えたいと思います」と喜んだ。

 次戦は13日開幕の中国GPで、決勝は15日15時10分(日本時間)スタート。

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