フォーミュラEマシン 静かに六本木デモ走行 爆音、排ガスなし

[ 2015年8月23日 17:32 ]

東京・六本木のけやき坂で、デモ走行する電気自動車レースの世界シリーズ「フォーミュラE」のマシン

 電気自動車レースの世界シリーズ「フォーミュラE」のデモ走行が23日、東京・六本木のけやき坂で行われ、沿道に集まった大勢の観衆の前をマシンが静かなモーター音とともに駆け抜けた。今年10月からの2季目に参戦する「チーム・アグリ」を率いる鈴木亜久里氏は「日本のレース界にとっての第一歩」と語った。

 昨年9月から今年6月まで行われた1季目は、全11戦が世界各地の市街地コースで行われた。爆音や排ガスとは無縁なのが特徴で、日本での開催を目指す動きもある。アレハンドロ・アガグ最高経営責任者(CEO)は「近い将来、必ず日本の公道でもできると信じている」と話した。

 マシンはスピードを抑えて走行し、東京都の会社員、竹村俊介さん(35)は「今回フォーミュラEを初めて知ったが、思ったより音が静かで驚いた」と感想を述べた。

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2015年8月23日のニュース