昨年のF1日本GPで事故、25歳ビアンキさんが死去…

[ 2015年7月19日 05:30 ]

昨年10月、クラッシュしたビアンキさんを救出するメディカルチーム

 昨年10月のF1日本GPで頭部を負傷したジュール・ビアンキさん(フランス)が、フランスのニースの病院で死去したと18日、家族が発表した。25歳だった。

 F1レース中の事故でドライバーが死亡したのは、94年サンマリノGPのアイルトン・セナさん(ブラジル)以来。ビアンキさんは三重県鈴鹿サーキットで、雨の中で行われたレース中に作業車に激突。意識不明の重体となり三重県内の病院に搬送され、11月にニースの病院に移っていた。家族は両病院への感謝とともに「多くのメッセージを頂き、彼が世界の人々の心の中にいたのかが分かりました」との談話を出した。

 事故から約9カ月後の訃報に、昨季までF1で活躍した小林可夢偉はツイッターに「日本GPでのクラッシュ以降ずっと戦ってきた彼を称えます」とつづった。(共同)

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2015年7月19日のニュース