可夢偉、2年ぶりF1「楽しんでいる」後半戦のマシン改良期待

[ 2014年7月31日 18:44 ]

記者会見するF1ケータハム・ルノーの小林可夢偉

 自動車のF1シリーズ、ケータハム・ルノーの小林可夢偉が31日、東京都内で記者会見し「苦しい戦いがほとんど。チームが安定しない状態で、よくここまで生き残ったという感じ。でも楽しんでいる」と前半戦を総括した。

 2年ぶりのF1参戦で11戦を終え、2度の13位が最高。「車が遅いのは理解していたが、思ったより経済的にも厳しかった」という。7月初め、スイスと中東を拠点とする投資グループへのチーム売却が発表された。体制一新で、初めてのマシン改良が予定されており「今の車は全部が悪い。アップデートで上向きになると思う」と期待を寄せた。

 8月24日決勝のベルギー・グランプリ(GP)で後半戦が始まる。一昨年に3位表彰台を射止めた日本GPは、10月5日に三重県鈴鹿サーキットで決勝が行われる。「日本のファンの応援が力になることを証明できた。今回は表彰台を狙うとは言えないが、何かストーリーをつくってゴールしたい」と意気込みを語った。

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2014年7月31日のニュース