皇帝シューマッハ、鈴鹿で引退表明「本当に最後」

[ 2012年10月5日 06:00 ]

ファンに手を振ってレッドカーペットの上を歩くシューマッハ

 F1第15戦日本GPは5日、三重・鈴鹿サーキット(1周5.807キロ)で開幕する。F1最多7度の総合王者に輝いたメルセデスのミハエル・シューマッハ(43)が4日、会見し今季限りで現役引退することを表明した。

 10年に現役復帰したシューマッハは「これが本当に最後。全ての人に感謝したい」と明かした。チームは9月28日にマクラーレンのルイス・ハミルトン(27)の来季加入を発表。今季限りで契約が切れるシューマッハは去就が注目されていたが、鈴鹿で“最後の引退”を発表した。

 F1最多91勝を挙げたシューマッハは06年にフェラーリでいったんは引退。4年ぶりに復帰したが、表彰台が今季第8戦欧州GP(6月24日)の3位1回と全盛期は過ぎていた。日本GPでは過去最多6度の優勝を達成。皇帝が最後の鈴鹿で雄姿を見せる。

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2012年10月5日のニュース