赤旗3回提示!大波乱の日本GP公式予選
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予選で2位となったトヨタのヤルノ・トゥルーリ
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F1日本GP公式予選は3日、鈴鹿サーキットで行われ、大波乱の展開となった。トヨタのティモ・グロック(27)らのクラッシュで赤旗(一時中断)が3回提示。予選第2ラウンド(Q2)でトロロッソのセバスチャン・ブエミ(20)が起こしたクラッシュの影響で5台が5番手グリッド降格となる処分も出された。荒れた予選でレッドブルのセバスチャン・フェテル(23)が今季4度目、通算5度目のPPを獲得。トヨタはヤルノ・トゥルーリ(35)が2番手とフロントローを獲得し、4日の決勝でチーム初優勝を狙う。
前日の雨から一転快晴となったサーキットが荒れに荒れた。路面上は雨で流されたコース脇の土がたまって滑りやすくなり、壁にクラッシュするマシンが続出した。
午前中のフリー走行でレッドブルのマーク・ウェバー(33)がクラッシュしマシンの損傷が激しく予選を欠場。Q2ではトロロッソのハイメ・アルゲルスアリ(19)とグロックが大クラッシュ。2度とも赤旗が提示された。タイム計測を行ったマシンが9台しかいない時点でブエミがコースアウト。フロントウイングを落とし、追い越し禁止と減速の黄旗が提示され、ブラウンGPのジェンソン・バトン(29)らにブエミを加えた5台のタイムが無効となった。
Q3でもマクラーレンのヘイキ・コバライネン(27)のクラッシュで赤旗が出された。F1を統括するFIA(国際自動車連盟)は「F160年でこんなぐちゃぐちゃな公式予選は記憶にない」とコメント。大波乱の展開でトゥルーリが同僚のアクシデントをはね返す快走を見せつけた。公募で選ばれた小学6年生の井上光希君(11)がデザインした「速」という文字が書かれたヘルメットをかぶり、今季4度目のフロントローを獲得。「ティモ(グロック)は残念だったが、このヘルメットのおかげで2番手につけられた」と喜んだ。
グロックとともにフロントローを独占した第4戦バーレーンGPはタイヤ戦略のミスで3位。トゥルーリが2番手からスタートした第12戦ベルギーGPは第1コーナーの接触などでリタイアに終わった。山科忠チーム代表(58)は「ヤルノ(トゥルーリ)には人生最高のスタートを切れとはっぱをかけた。優勝を狙いたい」と宣言。きょう4日の決勝はトヨタ自動車の豊田章男社長(53)が6月に社長就任後F1初観戦する。舞台は改装工事を経て3年ぶり開催の鈴鹿。02年から参戦138戦目で迎える母国のGPでトヨタが初優勝を狙う。
≪フェテル満足PP≫フェテルはクラッシュが多発した予選で速さを示し「すべてがうまくいった」と満足顔だった。残り3戦でポイントランクは首位のバトンと25差、2位のルーベンス・バリチェロ(37=ブラウンGP)と10差の3位。「年間王者はまだまだあきらめていない。何としても勝ちたい」と7戦ぶり今季3勝目へ闘志を見せていた。
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