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4階級制覇王者 VS 3階級制覇王者 井岡一翔、田中恒成との大みそか決戦を発表

[ 2020年11月9日 13:07 ]

井岡一翔(左)(提供・Ambition GYM)と田中恒成(提供・畑中ジム)
Photo By 提供写真

 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(31=Ambition)が9日、オンラインで会見し、12月31日に東京・大田区総合体育館で同級1位の田中恒成(25=畑中)と対戦すると発表した。井岡が大みそかに試合を行うのは3年連続9度目となる。戦績は井岡が25勝(14KO)2敗、田中は15勝(9KO)無敗。

 17年大みそかに引退を表明した井岡だが、7カ月後に撤回し、昨年6月に日本人男子初の4階級制覇を達成。同年大みそかにはジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)を判定で退け、初防衛に成功した。今回はそれ以来1年ぶり、2度目の防衛戦で、6月にジムを移籍して初戦となる。日本人との対戦は12年6月に八重樫東(大橋)とWBA、WBC世界ミニマム級王座統一戦を戦って以来8年半ぶり。

 ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と並ぶ世界最速タイのプロ12戦目での3階級制覇を達成した田中は4階級制覇を目指して今年1月31日付でWBO世界フライ級王座を返上、1階級上のスーパーフライ級で1位にランクされている。

 コロナ禍に揺れ動いた2020年の国内ボクシングは4階級制覇王者と3階級制覇王者の日本人対決で総決算となる。

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