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リナレス 12年7カ月ぶり後楽園ホール「やっぱり特別。This is my home」

[ 2019年9月6日 14:47 ]

計量をクリアしたホルヘ・リナレス(左)と対戦相手のアル・トヨゴン
Photo By スポニチ

 4年9カ月ぶりに国内リング復帰する元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(33=ベネズエラ/帝拳)が6日、前日計量に臨み、契約体重の137ポンド(約61.14キロ)で一発パスした。リナレスは7日に東京・後楽園ホールで元WBCアジア・スーパーフェザー級シルバー王者アル・トヨゴン(21=フィリピン)とノンタイトル10回戦を行う。

 後楽園ホールでの試合は02年2月以来、実に12年7カ月ぶり。リナレスは「日本での試合が決まって、それが1番サイコー。このレベルになれば場所は関係ないけど、やっぱり後楽園ホールは特別。僕にとっては“This is my home”なんだよ。ファンにも喜んでもらえると思うしね」と歓迎した。

 リナレスは昨年5月にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に敗れ、WBA世界ライト級王座から陥落。同9月の再起戦で3回KO勝ちしたものの、今年1月にパブロ・セサール・カノ(メキシコ)に1回TKO負けを喫し、“原点”であるリングから再起を図る。

 王座陥落後、スーパーライト級に階級を上げたが、今回はライト級のリミットより2ポンド重い137キロ契約での試合。計量を無事に終えたリナレスは「ライト級でいけるね」と手応え。「1番のゴールはロマチェンコとやること。この試合が終わったら、もう一度チャンスがほしい」とロマチェンコとの再戦を熱望した。

 なお、トヨゴンは61.5キロで計量をパスした。

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2019年9月6日のニュース