村田諒太 現役続行を表明!「もう一度、世界の舞台に立ちたい」
ボクシングの前WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が4日、東京・神楽坂の帝拳ジムで会見し、現役続行を表明した。
村田は「自分の人生を振り返った時に、あの試合が集大成でいいのか?あのボクシングで終えていいのかと思った」と続行を決めた理由を説明。「気持ちを作り、もう一度、世界の舞台に立ちたい」と語った。
10月20日(日本時間21日)、米ネバタ州ラスベガスで行われた2度目の防衛戦ではロブ・ブラント(28=米国)に判定負けし、王座から陥落。今後については「自分一人で決められることじゃない。周囲の方々に相談して決めたい」と保留していた。
村田と契約を結ぶ米トップランク社のボブ・アラム氏は試合直後にブラントとの再戦を明言。その後、ブラントとプロモート契約を結んでおり、村田が再起を決意すれば、再戦の可能性は高いと見られていた。
ただ、先月末には一方で米ボクシング専門誌「リング」が、ブラントが来年2月にロンドン五輪銀メダリストで同級5位のエスキバ・ファルカン(28=ブラジル)との初防衛戦を計画していると報道。先に初防衛戦が浮上したことでダイレクトリマッチは消滅することになりそうだが、ファルカンもトップランク社の契約選手であり、どちらが勝っても村田が再び世界戦のリングに上がれる可能性はありそうだ。
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