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塙英理加 4度目のタイトル挑戦に闘志「これで獲れなかったら終わり」

[ 2018年11月27日 14:42 ]

<OPBF女子東洋太平洋ミニマム級王座決定戦>計量をパスした塙英理加(左)とジュジース・ナガワ
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 ボクシングのOPBF女子東洋太平洋ミニマム級王座決定8回戦(28日、後楽園ホール)の前日計量が27日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、同級7位の塙英理加(28=UNITED)はリミット(47.6キロ)を300グラム下回る47.3キロで一発クリア。同級8位のジュジー・ナガワ(31=フィリピン)は300グラムオーバーしたものの、1時間後の再計量でリミットでパスした。

 塙は昨年5月の世界戦を含め4度目のタイトル挑戦。「こんなにチャンスをもらって、まだ結果を残せていない。これで獲れなかったら終わり」と背水の決意で臨む。

 以前から趣味としてボクシングジムに通っていた塙は、遠距離恋愛を実らせた結婚を機に愛媛から上京し、2015年にプロデビュー。夫からはアマとして2020年の東京五輪を目指すことを勧められたが、「早く子供も欲しかったので20年までは待てない」とプロの道を選んだ。それだけにタイトルへの思いは強い。

 今回の試合に向け、現役世界王者の花形冴美(花形)や宮尾綾香(ワタナベ)らの胸を借り、80〜90ラウンドのスパーリングを消化。「体調もいいし、万全の準備をしてきた。上(世界)まで行きたいので、絶対に負けられない。絶対に勝ちます」と意気込んでいた。

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2018年11月27日のニュース