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長与千種、盟友・ダンプの気遣いに感謝 暴行男には「反省してほしい」

[ 2018年11月19日 17:44 ]

<長与千種 暴行被害から帰京>札幌から帰京し、けがをした左手を見せるも気丈に笑顔で話すMarverous代表の長与千種(撮影・三島 英忠)
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 元女子プロレスラーで、プロレス団体「Marvelous(マーベラス)」代表の長与千種(53)が、大会開催のために訪れていた札幌でけんかの仲裁に入った際に暴行を受けていたことが19日、分かった。長与は同日に帰京し、羽田空港で報道陣に対応。当時の状況を振り返りつつ、暴行した相手の男に対して「反省してほしい」と呼びかけた。

 左手指を包帯で巻いた姿で報道陣の前に現れ、あらためて当時の状況を明かした長与。負傷した左手小指について、札幌で治療を受けた際に靱帯が伸びている可能性を指摘されたといい、今後、都内であらためて診察を受けるとした。

 機内でも痛みが続いていたといい「ダンプさんの竹刀の先が当たって、それがじわじわと続くような痛み」と、そのつらさを現役時代に何度も対戦を繰り広げたダンプ松本(58)とのバトルを振り返りながら表現。そのダンプからは「大丈夫?」と記された、涙マーク付きのメッセージが携帯電話に入っていたことも明かし、盟友の気遣いに感謝した。

 長与が暴行を受けたのは19日未明。道警などによると、午前3時10分ごろ、札幌市内の立体駐車場で、女性に乱暴を働いていた男を止めようとして暴行された。男は長与の髪を手でつかみ頭を押さえ付けて倒そうとした。長与は左手の小指を痛めたという。北海道警札幌中央署はこの日、暴行の疑いで飲食店経営の男(27)を逮捕した。

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