処分解除のネリ、１０・６メキシコで復帰戦 ＷＢＣシルバー王座懸かる一戦
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ボクシングの前ＷＢＣ世界バンタム級王者ルイス・ネリ（２３＝メキシコ）が１０月６日、地元のメキシコ・ティファナで復帰戦を行うことが発表された。対戦相手はフライ級とバンタム級の元フィリピン王者ジェイソン・カノイ（２８＝フィリピン）で、試合にはＷＢＣのシルバー王座が懸けられる。
昨年８月、１３度目の防衛を目指していた山中慎介（帝拳）から王座を奪ったネリは、試合前の検査で禁止薬物に陽性反応を示していた事実が発覚（処分なし）した上に、３月１日の山中との再戦の前日計量で大幅な体重超過で失格。王座を剥奪され、日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）から事実上の永久追放、ＷＢＣからは６カ月の資格停止処分を受けていた。だが、ＷＢＣは問題があった減量方法に改善がみられるとして９月１日付で処分を解除。復帰戦を早速、ＷＢＣの暫定王座に相当するシルバー王座と認定した。
ネリは２６戦全勝（２０ＫＯ）で、世界王座復帰を目指すとしている。カノイは２７勝（１９ＫＯ）８敗２分けで、日本では丸田陽七太（森岡）や勅使河原弘晶（輪島Ｓ）に判定で敗れている。
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