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ダンプ松本 長与千種を「ちょっくらリングに上げてやろうか」 23日大阪で「極悪祭」

[ 2018年6月17日 16:11 ]

「極悪祭2018 in OSAKA」のPRを兼ねて大阪市北区のスポーツニッポン新聞社を訪れたダンプ松本
Photo By スポニチ

 女子プロレスラーでタレントのダンプ松本(57)が17日、女子プロレス興業「極悪祭2018 in OSAKA」(23日、アゼリア大正)のPRを兼ねて大阪市北区のスポーツニッポン新聞社を訪れた。

 かつてブル中野とコンビを組んだ悪役レスラー「極悪同盟」として一世を風び。98年に一度は引退も03年に復活し、今も定期的に興業を行っている。竹刀を振り回し、容赦なく相手をたたきのめすファイトは昔のままだ。

 若手の育成にも力を注ぐ現在、特に目を光らせるのが“真剣さ”。「今のお客さんは目が肥えている。だからってわけじゃないけど、セコンドで笑っている子がいたりするだけで、怒鳴りつけてやろうかと思ってしまうよね。リングの上では常に本気が大事」。そう語る際の眼光も真剣そのものだ。

 長年の蓄積疲労もあってか昨年、両足の膝を傷めた。右足は手術し、水を抜いたり、試合前の痛み止めが欠かせないなど年齢的に避けられない身体的の問題も自覚している。それでも、還暦を迎える2年後がデビュー40周年と重なることもあり「そこまでは頑張りたい」と力を込める。

 極悪祭の大阪での開催は昨年11月に続いて2度目。当日は「かつては本気で憎しみ合っていて、最近やっとわかり合える関係になった」というプロ入り同期のライバル、長与千種(53)が参加する。ミニライブとトークショーを行ってもらう予定だが「ちょっくらリングに上げてやろうかと密かに企んでいます」とハプニングも画策しているよう。

 一方、自身の来阪時の楽しみについて聞くと「551(蓬莱)の豚まん!たこ焼き!あとは(大阪が発祥の地の)『乃が美』の食パンかな」と大阪グルメ三昧が試合の原動力になっていることを告白。ただ、その反面、思わぬ悩みもあるそう。

 「大阪でお店に入ると、なぜか和式トイレが多い気が…。レスラーは足に故障を抱えている人が多いから、負担も考えて洋式がありがたいんです。入店時に真っ先に“トイレは洋式?和式?”と確認するのが定番なぐらい、切実な問題なんです」。ビール党で今も普通で5リットル、多いときは12リットルは飲むという酒豪だけに、その口調は真剣そのものだった。

 チケットの予約・問い合わせは極悪同盟=dump@gokuaku.comまで。

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2018年6月17日のニュース