×

比嘉、V3ご褒美はNYファーストクラス!具志堅会長太っ腹「KOなら安いもん」

[ 2018年4月3日 15:49 ]

3度目の防衛戦を前に練習を公開した比嘉と具志堅会長(左)
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)が3日、東京杉並区の所属ジムで、同級2位クリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)を迎え撃つ3度目の防衛戦(4月15日、横浜アリーナ)に向けての練習を公開した。

 2月4日に地元・沖縄で日本タイ記録の15試合連続KO勝利をマークした2度目の防衛戦から約2カ月でのV3戦。浜田剛史らを超える日本新の16試合連続KO勝利が懸かるだけに、具志堅用高会長も豪華な“ご褒美”を用意している。

 「この前はロサンゼルスだったので、今度はニューヨークかな。マジソンスクエアガーデンを見せたいしね」。この言葉に比嘉がすぐさま反応。「もちろんファースト(クラス)ですよね」

 V2戦後には渡米し、ロサンゼルスでの興行「SUPERFLY2」を視察、名トレーナーのフレディー・ローチ氏率いる「ワイルドカードジム」で練習した時はビジネスクラスを利用だったが、さらなるグレードアップをおねだりした。

 「KO勝ちの日本記録更新ならファースクラスなんて安いもんだよ」。ただ、それだけでは終わりらない。会長は「負けたら沖縄に帰れない。火曜日(17日)に県民栄誉賞の授与式があるけど、辞退だよ」と続けた。

 この日はスーパーフライ級の江藤光喜を相手に1ラウンドのスパーリング。その後、ミット打ち、エアロバイクなどで汗を流した。すでにスパーは計100ラウンドを超え、金曜日に最後のスパーを行い総仕上げに入る。V2戦に比べ、減量は順調で「体調もいい」という比嘉。「プレッシャーはない。勝って沖縄に帰って楽しく過ごしたい。友達とかも楽しみにしているみたいだし」。勝てば天国、負ければ地獄の大一番。比嘉の視線の先にはKO勝ちしか映っていない。

続きを表示

この記事のフォト

2018年4月3日のニュース