定常育郎　壮絶な打ち合い制し判定勝ち「チョーうれしいです」念願のランク入りも視野

日本ランク７位の高橋に勝利し、喜ぶ定常
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　東日本大震災／熊本地震復興チャリティーダイナミックヤングファイトボクシングが２日、東京後楽園ホールで行われ、メーンのバンタム級８回戦（５４・５キロ契約）では日本同級７位の高橋竜也（２９＝ヤマグチ土浦）と定常育郎（２０＝Ｔ＆Ｔ）が対戦。定常が２―０で判定勝ちした。

　最後は両者が足を止めて打ち合う壮絶な戦い。２０１６年の東日本新人王トーナメントで決勝に進出した２０歳のホープは、この試合が４１戦目だったベテランを下し「うれしいです。ありがとうございます。チョーうれしいです。スゲーうれしいです」と喜びを爆発させた。

　先月１５日からフィリピン合宿を敢行し、臨んだ日本ランカーとの大一番。この勝利で念願のランク入りも視野に入った。「きょうの勝利はトレーナーをはじめチームワークの勝利。“自分のおかげで勝てた”と言えるように頑張りたい」と前を見据えた。