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リナレス 4度目の防衛戦の練習のため渡米「一番大きい試合だしモチベーションは凄くある」

[ 2018年3月28日 16:14 ]

ラスベガスでの練習へ向けて渡米したリナレス
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA世界ライト級王者ホルヘ・リナレス(32=ベネズエラ、帝拳)が28日、WBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)を挑戦者に迎える4度目の防衛戦(5月12日、米ニューヨーク・マジソンスクエアガーデン)へ向けた練習のため羽田空港発の航空機で渡米した。

 ロサンゼルスでスポーツ専門局ESPNの取材を受けてからラスベガスの自宅にあるジムで練習を再開し、来週から6週間後のビッグマッチへ向けスパーリングに突入する予定という。最初の3週間は1月のV3戦で対戦したメルシト・ヘスタ(フィリピン)や「ロマチェンコに動きが凄く似ている」スペイン人選手らライト級、スーパーライト級の3人をスパーリングパートナーとして招へい。後半の3週間はロマチェンコ対策としてスピードがあるスーパーフェザー級やフェザー級の選手と手合わせするプランだ。パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)で1、2位にランクされるロマチェンコを「強いしうまいけど、パンチは(ライト級の自分と)全然違う」と分析し、「この試合で一番大切なのはスタミナ。止まらないこと。一番大きい試合だしモチベーションは凄くある」と話した。

 帝拳ジムや走り込みキャンプで一緒に練習した元WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏が26日に引退を表明。「寂しいね。彼は凄く頑張っていたし、勉強になった」と振り返り、王座を12度防衛にした山中氏を追いかけて「(防衛)10回とか13回とか、そこまで頑張りたい」と決意を口にした。

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2018年3月28日のニュース